ヘルスケア領域でテクノロジーの役割を見極める
背景

ヘルスケア領域でテクノロジーの役割を見極める

デンマークでは、介護市場は公共事業者が中心ですが、日本では市場が細分化し、民営化で多くのプレーヤがケアを提供しています。しかし、基本的なニーズはどのケアプロバイダーにも共通です。テクノロジーはケアスタッフがより良いケアを提供するのに、どう役立つでしょうか。現在利用可能なテクノロジーで最適なものはどれでしょうか。介護を受けている人、介護をしている人、介護施設を管理している人に対して、どんなテクノロジーが実際に価値をもたらすでしょうか。

ヘルスケア領域でテクノロジーの役割を見極める

自治体は社会福祉技術でどのように価値を生み出すでしょうか

Middelfartの自治体は、個々の市民に対して最も価値をもたらし、彼らの夢の実現に役立ち、自立した日常生活を送る助けとなるのはどんな福祉技術なのかについて、もっと知りたいと考えていました。市民のためのビュッフェを作り、彼らの日常生活の中でのニーズに最適な技術を選ぶ機会を与えたら、どうでしょうか。

25件のテストファミリーの支援

Middelfart自治体の住民で社会福祉健康管理局の支援を受けている色々なターゲット群から25件のテストファミリーが選ばれました。
これら家族は、1年間、さまざまな福祉技術によるソリューションを選んで試験し、自分たちにどれだけ役立ったかを評価しました。市民こそが自身の生活のエキスパートであり、よって、彼らに最適な福祉技術の選択には彼ら自身が参加すべきというのが根本的な考え方でした。自治体は、市民による技術の選択に関する支援と指導の役割を担いました。

カウンセラーは特定の市民ニーズに最適と考える技術を選択するのが通常であるため、これは自治体の専門的リソースの使い方として全く新しい方法です。権力構造を覆すことで、カウンセラーは、福祉技術について、”数字”や”状態”ではなく人間としての市民と検討する機会を得たのです。

自立と満足度の向上

参加した市民や家族は日常生活で従来より高度な自立を経験しました。また、テクノロジーに関する希望や選択についての自治体スタッフとのコラボレーションの大きな改善も経験しました。さらに、同じ考えを持つ市民同士の経験の交換が非常にポジティブという経験もしたのです。