日常生活の中の健康生活

デンマークに帰る際に地元のスーパーを訪れるのが趣味です。物価をはじめ、品物のバラエティーやブランディングを見て、デンマークでのライフスタイル、健康作りや社会について考えるいい機会だと思います。

2019年6月はいつも通りIrmaというスーパーに行ってきました。Irmaは綺麗でちゃんとしているスーパーです。デパ地下ほどではないが、COOP Denmarkの中のいい方のところです。ここ数年間、自社ブランディングにすごく力入れていて、ホワイトラベル商品をものすごく高付加価値しています。自らのアイデンティティーに合わせて、Irmaらしい雰囲気を効果的に出しています。ロゴから写真の撮り方と画質に品質感が溢れています。

ブランディングはさて置き、他の意味でもすごくいいスーパーです。それは、余裕があるから先駆者として市場自体が今後どこに向かうかを体験するところにもなっています。一つの手法として一般商品からかけ離れて、自社ブランドにフィットする最新商品を出せるポジションになっていますから。ブランドの価値観、すごいですね。

海藻からできている料理用の粉や海藻のマスタードなど。デンマークには海藻がいっぱいありますが、食文化においてはあまり注目されていなかったです。一方日本では昔から海藻をとても美味しく摂れているようにしてきて、学びが多いかと感じています。

雑草のバーガー

環境にも紐ついています。今年の世界級音楽祭りであるRoskilde Festivalでは、「雑草といやな魚」の屋台ができる予定です。嫌な魚というのは侵入種の魚のことで、5年前くらいからデンマークの海に入ってきて、水産会から大きな問題として捉えている。

レストランのシェフはこう言います。

社会な的な問題ではありながら、地元にできた新しい製品開発のチャンスでもある。環境が変わりつつある中で、新しい生き方と食生活を考えていって、新しい問題として考えるよりも既存問題の解決方法として考えてみてはどうと思います。

雑草(いらくさ)はペストソースにして、まさにあるものを新しく使って、リフレーミングすることの大切さを示します。より多くの人に栄養を届くためには、メニューや食文化自体を考え直す必要があります。

ペストソースというものは西洋の食文化に深く根付いていて、逆くにデンマークから日本へのインスピレーションになりうるでしょう。

高齢者のための栄養

こういうショッピング見学もクライアント案件にすごくいいインスピレーションになります。食生活と栄養はヘルスジャーニーの一つの大きい項目で、もちろんPublic Intelligenceもそういったプロジェクトに関わっています。例えば「栄養という誘惑」というプロジェクトで、食欲がなくなっている高齢者のための新しい栄養の届け方を考えていました。下記リンクにてケースをご覧ください。

Case : 栄養という誘惑

健常者ももちろんスーパーの品物などで日常的に健康生活を支える必要はもちろんありますが、実は高齢者がよく食生活に困っています。自ら調理できなくなった場合、多くの方は市役所が提供しているフードサービスを利用し始める。そのシステムを改善すれば、より多くの方が日常的に健康的に暮らせるようにできます。食生活のにももちろん構造的にイノベーションを起こせます。提供者問わず、高齢者のフードサービスジャーニーを全体的に分析してみると、ビジネスチャンスは必ずあります。

ヘルスケア、ウェルフェアや福祉にフードイノベーションが必要と感じていれば、ぜひ協力させてください。どの業界のどの会社でも戦略的にヘルスケア分野に好循環的な貢献ができるので、一緒の組織とビジネスを改善していきましょう。

Esben Groendal
Esben Groendal
代表取締役
esben@publicintelligence.jp